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想悟彼我交信〈体験版〉感想

秘封倶楽部の面白いノベルゲームは無いものかと探していたところ見つけたこのゲーム。
何となく始めたところ、序盤の圧倒的な奈須きのこ臭に気圧され2ヶ月程度積む。台詞回し、ルビの振り方、テキストのフォーマットまで、秋の味覚きのこの香り。メリーの能力が結界版直死の魔眼である。
曰く、
──観(み)えるという事は触れるという事。
個人的な見解として、メリーの能力はそんなに便利な能力じゃ無いと思います。

このゲームは2011年くらいから製作が始まっているようで、僕がこのゲームを始めた6月の段階では作者のTwitterアカウントは鍵が付いており、どうせ完成しないんだろうと思っていたので、あまり乗り気では無かったんですよね。ところが9月、なんと吃驚作者が鍵を外し、ゲームの製作も完成を見る所まで行っている事が判明。

これはやるしか無いね、秘封倶楽部の名にかけて。


オープニング~匣の個別✓に入るまではきのこ臭が気になったが、個別✓に入ってからはさほど気にならず、秘封倶楽部っぽい知的で悲劇的な雰囲気に惹かれて時間を忘れ没頭してしまった。
量子論とかの話についてはやや気になる解釈をしていたけど、ゲームの設定に文句を付けるものでもないか。

とりあえず第一の匣✓の感想のみ。

・第一の匣─Tの匣

Tはトラペゾヘドロンのイニシャルですね。トラペゾヘドロンと云えば、クトゥルフ神話TRPGでお馴染みの輝くトラペゾヘドロン。クトゥルフ神話のトリックスター、ナイアーラトテップを召喚できるヤバいアイテムな訳ですが、あれがモチーフになっています。
SAN値をガリガリ持って行かれそうな、というか1d6のSAN値+POWの最大値を1持って行かれる危険極まるアイテムで、クトゥルフ神話を知っていれば触ろうとも思わないだろうと思うのですが、怪異と見れば暴かずにはいられない秘封倶楽部の二人は畏れることなく触っちゃいます。
輝くトラペゾヘドロンは異界が覗けると同時に、異界から覗かれるというアイテムで、この作品での異界は幻想郷です。幻想郷へ引きずり込まれるのはメリーさん。

あとはいつものバッドエンド秘封。
珍しく蓮子じゃなくメリーが死んでしまう訳ですけど、まぁ“いつもの“で片付けられます。
何で秘封倶楽部すぐ死んでしまうん?




続き↓
シュレーディンガーの猫について。

まず、蓋のある箱を用意して、この中に猫を一匹入れる。箱の中には猫の他に、放射性物質のラジウムを一定量と、ガイガーカウンターを1台、青酸ガスの発生装置を1台入れておく。もし、箱の中にあるラジウムがアルファ波を出すと、これをガイガーカウンターが感知して、その先についた青酸ガスの発生装置が作動し、青酸ガスを吸った猫は死ぬ。しかし、ラジウムからアルファ粒子が出なければ、青酸ガスの発生装置は作動せず、猫は生き残る。一定時間経過後、果たして猫は生きているか死んでいるか。

この系において、猫の生死はアルファ粒子が出たかどうかのみにより決定すると過程する。そして、アルファ粒子は原子核のアルファ崩壊にともなって放出される。このとき、例えば箱に入れたラジウムが1時間以内にアルファ崩壊してアルファ粒子が放出される確率は50 %だとする。この箱の蓋を閉めてから1時間後に蓋を開けて観測したとき、猫が生きている確率は50 %、死んでいる確率も50 %である。したがって、この猫は、生きている状態と死んでいる状態が1:1で重なりあっていると解釈しなければならない。

我々は経験上、猫が生きている状態と猫が死んでいる状態という二つの状態を認識することができるが、このような重なりあった状態を認識することはない。これが科学的に大きな問題となるのは、例え実際に妥当な手法を用いて実験を行ったとしても、観測して得られた実験結果は既に出た結果であり、本当に知りたいことである観測の影響を受ける前の状態ではないため、実験結果そのものには意味がなく、検証のしようがないということである。

以上wikiの引用。

あくまで思考実験であって、物を箱の中にぶち込んで蓋を閉めてもう一度開けたら中に何らか変化が有るとか、そう云う話では無い訳です。
そも、現実の事象にシュレーディンガーの猫を適応する事そのものがナンセンスです。
(作中ではシュレーディンガーの猫を“見立て“として使っています。)

しかしまぁ、フィクションにあれこれ難癖付ける方がナンセンスと言えばナンセンスかも知れませんが。
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